控えめな性格でした。
キトーのものづくりと、
出会うまでは。

部材設計
岩淵 奨 Sho Iwabuchi
工学部 機械工学科 2019年入社

惹かれたのは、技術力よりも、
ものづくりへの姿勢。

昔から機械に興味があったので大学は機械工学科に入学。サークルでは小型レーシングカーをイチから製作するなど、機械いじりに没頭する日々を送っていました。ものづくりへの思いが強くなっていくなか迎えた就職活動。大学の合同説明会で出会ったのがキトーです。製品である小型のチェーンブロックを持ってきており、質量わずか4.5kgのてのひらサイズながら、重さ500kgまで持ち上げることができると聞いて驚きました。印象的だったのは企業理念にある「すべてのお客様に満足と感動を」という言葉。心が震えました。満足のみに飽き足らない姿勢はさすが国内トップメーカーだなと。私自身、あまり前に前にというタイプではなかったので、目立たなくても誰かの役に立っている、縁の下の力持ち的な製品づくりをしているキトーは自分にぴったりだと思い、入社を決意しました。

毎日、「ちがう」と唸っている。
ただ、心はいつも笑っている。

現在、チェーンスリング部材の設計・検証、製作工程の設計などを担当しています。スリング部材とは吊り上げ作業で使われるリンクチェーンやフックなど、ホイストと荷物とをつなぐパーツのこと。見た目こそシンプルですが、それが故に他社との違いを見せづらいのが難しいところ。新しい構造を思いついたけれど他社がすでに特許を取得していたということもよくある話。また、グローバル市場においては要望を満たすことに加え、各国の規格を考慮した製品設計、ラインナップ、使いやすさ、強度基準など、考えなければならないことがたくさんあります。「要望を満たしつつ、より高品質なものをつくるにはどうすればいいか」まさに試行錯誤の連続。毎日、唸っています。でも、それが楽しい。なぜなら生みの苦しみを乗り越えた先に、大きな達成感があることを知っているからです。

いつの間にか、設計だけでは
物足りなくなっている自分がいた。

私が現在、携わっているのはアメリカの企業からの案件。設計だけでなく材料の選定や生産ラインの設計など、もともとやりたかった生産技術的な分野に携われているのは嬉しいです。アメリカはPL法(製造者責任法)が厳しいのが特徴。強度を重視する傾向にあり「どんな間違った使い方をしても壊れないということを証明してほしい」などハイレベルな要求をされることも。強度はいくらでも上げられますが、それによって価格が高くなったり、使いにくくなったりしては意味がありません。キトーが求めるクオリティを維持しつつ、双方が納得する落としどころを見つけるのが私の役目です。ものづくりの上流から下流まで携わることができる。貪欲に成長を目指す技術者にとって、まさに理想の環境だと思います。私には大きな夢があります。それは将来、自分が設計したものを量産まで担当すること。どうやら私は、いつの間にか“前に前に”の人間になっていたようです(笑)。

将来の目標

スリングチームには30年以上のキャリアを持つ大ベテランがいます。アイデアの引き出しが多く、設計のことだけでなく、組み立てやお客様の特徴まで熟知している。そんな先輩たちのように、多方面の知識を持った設計になれるようになりたいです。

1日のスケジュール

8:20
始業、メールチェック、当日の予定確認
10:00
打合せ(設計進捗の共有、試験結果の報告など)
12:00
昼食
13:00
製品検証(引張試験や疲労試験など)
15:00
レポート・図面作成
17:05
退社
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