やりたかったことは、
日本のものづくりを、
品質の確かさを、
世界中へ紹介すること。

海外業務猪鼻 拓実

国際文化学部 国際文化学科 2020年入社新卒入社

入社の理由

頑丈で、安全で、ニッチ。
だからこそ、
市場は世界中にある。

学生時代にイギリスとアメリカへ留学し、世界中のさまざまな地域でビジネスをしたいと考えるようになりました。そこでいろいろな業種を検討し、BtoBで日本の製品を海外へ販売する仕事が面白いと思いました。そして出会ったのがキトーです。工場見学をし、製品が工場、倉庫、エンタメなど幅広い分野で使われていることを知り、市場は世界中にあることが分りました。そして、若手でも海外業務に携わり、駐在ができる可能性があることが決め手になりました。製品はニッチですが、社員の方々が自社製品に誇りを持ち、国内だけでなく世界で競争力を高めようとしている姿勢も魅力的でしたね。
実は私の祖父は町工場を経営していたので、子どもの頃から工場には親しみがありました。それもあって、実際にキトーの工場を見学した際に、機械に刻まれたKITOのロゴを見てとても興味を持ちました。キトーは歴史ある会社であり、特に米国市場で競争力があることも知り、嬉しかったですね。

成長した仕事

欧州・アフリカ・中東を担当し、
海外ビジネスの面白さを知った。

入社後は海外カスタマーサービスという部署で欧州・アフリカ・中東地域を担当し、貿易実務を身に付けました。担当地域の子会社や販売代理店の営業職とやり取りをして、各月の販売計画から製造数を見積もり、在庫数やキャッシュとの調整等をしていきます。欧州では風力発電用の巻き上げ機、アフリカではダイヤモンドやプラチナの鉱山で使用される特殊仕様の製品など、ニーズは各国で異なります。中東では政治情勢によって急に販売計画が変わってしまうこともあり、いろいろと勉強になりました。3年目にはドイツの子会社へ出張し、弊社の製品がどんな現場でどう役立っているか、実際に使う人たちはどんな感想を持っているのかを直接知ることもできました。入社した頃は留学先のイギリスとアメリカに興味を持っていましたが、この3年間で各国のビジネス習慣の違いや面白さ、奥深さを知りました。

現在の仕事

現在はインドとオーストラリアを担当。
数年後には、
どこかに駐在したい。

現在はアジア・オセアニア地域を統括する部署で、インドとオーストラリアの子会社を担当しています。各子会社のタスク管理や売り上げ管理はもちろんのこと、特殊案件について相談を受けた場合は設計部門と打ち合わせを行うなど、現地の状況に深く寄り添って可能性を探ります。現在インドでは自動車など他分野の日系企業が続々と工場を新設しており、さまざまな分野で幅広いニーズがあります。私はまだ子会社の人々から学ぶことが多いですが、将来は海外へ駐在し、海外子会社を統括する立場になれるよう頑張りたいです。
当社には真面目で誠実な人が多く、品質に妥協する人はいません。この姿勢が製品への信頼感を生み出していることを実感しますし、グローバルな認知度の高さにもつながっており、素晴らしいと感じます。当社の売り上げの7~8割は海外市場。私の周囲には海外市場での経験や知識が豊富な方々が多く、刺激的な毎日を送っています。

今後の目標

いつか駐在できるなら、今後の成長が間違いなく期待できるインドが良いですね。もしくは中東やアフリカなどの未開拓市場にも興味があります。当社は2023年にアメリカの企業と経営統合しました。今は上司がドイツ人になり、レポートやメールの多くも英語に。今後の展開が楽しみです。

1日のスケジュール

9:00 出社、メールの確認
10:00 海外子会社と打合せ
11:00 子会社からの問合せ案件に対応
12:00 昼休み
13:00 子会社のレポート読み取り、まとめ作業
14:00 特殊案件の仕様整合、社内の設計部門と打ち合わせ
15:00 子会社2社のタスク管理
17:35 退社
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