日本各地の
ゼネコンの案件を通じ
日本経済の動向を
肌で感じる日々。

セールスエンジニアリング津川 晃

工業高等専門学校 機械工学科 2022年入社中途入社

入社の理由

驚いたのは、
世の中の全産業に関われるほどの、
可能性の大きさ。

前職は機械メンテナンス会社の営業職でしたが、営業先は長年の固定客。どうしても日々の仕事がルーティン化しがちなので、新規案件を追いかける営業職でやりがいを見出したいと思っていました。そこで気になったのが、各種機械メンテナンスの現場でよく目にしていたキトーの揚重機。現場の職人さんの多くが「キトー製は頑丈で壊れない」「キトー製しか使えない」と話しており、どんなものづくりをしているメーカーなのか、非常に興味があったのです。当初は、機械設備に長く関わった自分の知識も生かせるのでは、と考えていましたが、しかし入社してみると、キトー製品がカバーする分野は、世の中の全産業と言っても過言ではないほどの広がりがありました。業界のパイオニアであることは知っていましたが、ここまでのニーズがあるとは、驚きましたね。

現在の仕事

営業でも、設計でも、
相手の心に響くことは
何かを考える。

私が所属するセールスエンジニアリンググループは、都内に本社を置くスーパーゼネコンをはじめ、全国のゼネコンを主要顧客に持っています。主に天井クレーンを扱っていますが、セールスエンジニアリンググループにしか対応できない特殊案件が多いことが特徴。たとえば、クリーンルームで使用するために鉄以外の腐食しない素材を使い、10台近くを一気に新設するなど、億を超える取引も多いです。現在、世界的に半導体工場を新設する動きが盛んなので、私たちのこうしたノウハウを多方面で活用し、導入していただけると考えています。そのために必要なことは、価格競争だけで勝負するのではなく、お客様が求めている要件を良く理解して設計に反映させ、相手の心に響く提案をすること。私はまだ分からないことも多いですが、チームの先輩たちに協力を仰ぎながら、設計にもアイデアを出し、経験を積んでいる最中です。

仕事の魅力

好奇心を持ち、
専門外のことも吸収して、
面白く仕事をしたい。

クレーン技術とは、電気と機械の融合。幅広い知識が必要とされますが、自分の専門分野にこだわらず、先入観を持たず、何でも吸収していけば、非常に面白く仕事ができると思います。今、東京各所で再開発が進んでいますが、多くの施設内にはあらかじめ当社のクレーンが組み込まれています。それは、数年ごとに寿命が来る非常用発電機を更新するためのもの。その重量は10t以上あるからです。また、各地で進んでいる高速道路の床版取り換えの際に、当社の電気チェーンブロックが使用されている様子もニュース映像でよく見かけます。今は、コロナ禍でストップしていた案件が各地で一気に動き出し、非常に忙しいです。各地に工場を新設する案件も多く、日本経済が上向いていく雰囲気を、日々感じています。

今後の目標

セールスエンジニアリンググループは発足してまだ数年ですが、順調に売り上げを伸ばしています。私はこのチームで頑張って、全国のゼネコンへキトーの製品を浸透させていきたいです。グループの一翼として確実に売り上げを作り、将来は管理側で仕事が出来るよう成長したいですね。

1日のスケジュール

9:00 出社、メールの確認・返信
11:00 都内のゼネコン・設計事務所等を訪問
13:00 工場建設中の首都圏の現場へ、ゼネコンの工事事務所を訪問
15:00 帰社、メールの確認・返信・見積作成等
16:00 社内の設計部門と新規特殊案件について打ち合わせ
18:00 退社
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